| タイ古式マッサージとの出会い
京都生まれ京都育ち。短大を卒業後、旅行業の会社に就職して、カウンターでの接客や旅行の手配などに携わりました。旅行が好きで就職したという前田さん。在職中も海外をはじめお休みには旅行へ行き、また仕事をしてお金を貯めて旅行へという数年間を送っていました。23歳頃初めてタイへ。旅行に行くと必ずその地のマッサージやエステを体験するのが前田さんの旅行の鉄則。これまでのバリ、インド、ハワイなどで味わってきたものと全く違う、想像も出来ないようなタイ古式マッサージに出会いました。
タイ式マッサージとは
「寝ているのに体中をストレッチされているのです。私より小さい女性が身体のあちこちを持ち上げていて、気持ちいいだけじゃない感動があるんです」と話す前田さん。タイ古式マッサージはタイ国内で名物として全国的にされているもの。「2人でやるヨガ」といわれるように、セラピスト(施術者)とお客さんが2人1組で行われています。
セラピストを目指して
26歳で仕事を辞めてからバンコク、チェンマイなどの学校へマッサージを習いに行きます。学校の情報はタイの学校がインターネットで出していたものを得ていました。一回に習いに行って帰ってくると20万円くらいかかります。自分の貯金を使い、数週間タイに行って帰ってきて、という生活を1年〜2年くらい繰り返していました。授業は英語で、マンスリーマンションに泊まりながらの勉強。練習中は友人などにお試しで施術をしても反応が悪く、そのたびにまたタイへ行き、学校で勉強を繰り返しました。先生には「回数をこなすことだ」とアドバイスを受けてもくもくと多くの人数に施術することを目標にしたといいます。
女性起業家育成セミナーに参加
2002年6月から7月にかけて京都橘女子大学(2005年4月に京都橘大学に改称)の女性起業家育成セミナー「しごと創造塾」に参加しました。漠然と考えてきたお店を作るノウハウを勉強。タイ古式マッサージに出会って3年が経って、開業という形にしたかった前田さんは、セミナー修了後、2カ月で自宅にサロンを開きます。はじめはお客さんの獲得が大変で、お客さんのない日もあったといいます。フリーペーパーで紹介されたり、自ら編集部を訪ねて掲載の申込みをして、宣伝広告費を使わない広報戦略によって、問い合わせもあり、お客さんも来てくださるようになりました。
 京都初タイ古式マッサージサロンを開く
「京都にタイ古式マッサージがなかったから、私が一番最初にサロンを作りたかった」という前田さん。京都の地元誌に掲載されるころには、「京都のタイ古式マッサージを探していた!」というお客さんが現れ、前田さんの自信につながりました。現在は、月1回程度通ってくださるリピーターのお客様も。1人2時間をかけて、タイの音楽につつまれながらのんびりゆっくり。しかし1日3人までが限界。「次のお客様を気にして、時計を見たりするのはしたくないし・・・」とお客さんがリラックスしてもらえることを最優先しています。
セラピストの養成も本格的に
サロンの営業と同時に、セラピストの養成講座レッスンをマンツーマンで行っています。
滋賀、奈良、京都の20歳代から60歳代までの女性が技術を身につけたいと週1回の講座に通っています。タイへ生徒を連れて1週間の体験留学をするなど、さすが本場で勉強した前田さんならではのカリキュラム。最近タイで「1人でやるマッサージ」の勉強をしてきたそうです。セラピストが施術後に疲れた身体を癒せるようにとできたマッサージだとか。「技術なので1度勉強して習得したらなくならない」「生徒さんたちがいろんなところで同じようにタイマッサージをやっていたら情報交換も出来て面白い」前田さんの夢はとどまるところなく広がっています。
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